失業手当をもらって人生が変わった話②:心の休息編

私はメンタル強者と思っていた

心療内科ってどんなとこだろ?
お医者さんに言われるがままに心療内科に行くことを決めたけど、はっきりいってなんのために行くのかよくわかってない。
心が疲れているって言ってもね、毎朝変な掛け声するくらいにはメンタル強者だとは思ってるんでね。
そういえば中学生の頃、告白した男子に「足が細い子が好き」って言われて玉砕した時も

膝枕としては最高級だよ?
って切り返すくらい強いメンタルを持っている。
高校生の頃、クラスで自分だけ志望校の判定がE判定だった時も

胸のサイズに換算したら私が最強!
と高らかに笑うくらい強いメンタルを持っている。
だから心の風邪を言われてもあんまりピンときてなかった。
ただ、この時の心療内科の先生との出会いがわたしの人生を大きく変えることになりました。
初めての心療内科へ
心療内科の先生からはこんなことを聞かれました。
- いつからこの症状が始まったのか
- そんな状況で悪化するのか
- 寝つきが悪かったり、途中で目が覚めたりしないか
- 休みの日は活動的に動けているか
そして、わたしの仕事についての質問が始まると

あれ?目から水が止まらない??
今まで自分の気持ちを誰かに聞いてもらうことがなかったからか、ずっと抱えていた辛かったことを吐き出すように話した。
変な掛け声させられるし、毎日終電で帰るし
部長は気合いで頑張れbotだし、変な掛け声させられるし、、、
先生は頷きながら話を聞いてくれました。

あなたは今、心がすごく疲れている状態です。

一回頑張るのを辞めて、これからの人生を考えるための休憩をとりましょう。
そう言って休職のための診断書を出してくれました。
休職期間に突入
会社に心療内科でもらった診断書を提出して、1ヶ月間の休職が始まりました。
よし、とりあえず今までに出来なかったことをやろう!
今までの反動で自堕落を極める生活。
ポテチとコーラを大量購入してネトフリ生活に突入。
1週間で10作品くらいコンプリート。

ウヒョーーーー!!!!ヒキニート生活最高!!!!
あぁ、これだ、わたしが求めていた理想郷はここにあったんだ。
一生このままが良い、、、だがしかし。
人間的にどうなんだ??
これからのことを考える
現実的に考えて選択肢は2つ。転職するか今の会社に復帰するか。
転職しても今以上の給料がもらえるかどうかは分からない。でも今の会社にいつづけても同じ状況になってしまうと思う。
これといってやりたいことがあるわけじゃないし、変な会社だけど我慢することもできる。
いや待て、我慢してまで今の会社にしがみつく理由ってなんだ?
これからの生活の不安と、このまま会社で働く不安を天秤にかけるたらどっちが大きい?
どう考えても、現状を変えないと何も始まらない。
世間的に言えば会社から逃げるってことなんだろうけど、そんなこと言ってられない。
源さんも言ってた。
ハンガリーにこういう諺があります。逃げるのは恥、だけど役に立つ。
後ろ向きな選択だっていいじゃないか。恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことのほうが大切で、その点においては異論も反論も認めない。

源さん、みくり会社辞めるわ。。。
そうして私は心の中で源さんに誓って会社を辞めることを決断しました。
そして!ある運命的な出会いと繋がるのであった・・・!!