ハローワークで言ってはいけないNGワード7選|失業手当を守る伝え方
失業手当の手続きをするためにハローワークへ行ったとき、「正直に話しただけなのに受給に影響が出てしまった…」というケースがあります。
もちろん、事実と異なる申告をする必要はありません。
ただし、伝え方によっては「就職する意思がない」「すぐに働ける状態ではない」と判断されてしまうことがあるため注意が必要です。
今回は、ハローワークでの相談時に気をつけたいNGワード7選を、わかりやすく解説します。
なぜ言葉選びが重要なの?

失業手当(基本手当)は、
- 働く意思がある
- 働く能力がある
- 積極的に求職活動をしている
という条件を満たしている人が対象です。
そのため、何気なく話した内容が「求職活動ができない状態」と受け取られると、手続きや受給に影響する場合があります。
①「紹介された仕事に応募しません」

ハローワークから紹介された求人を断ること自体は、問題ありません。
しかし、
「応募する気はありません」
「どこも受けるつもりはありません」
という伝え方をすると、就職意欲がないと判断される可能性があります。
伝えるならこう
「希望条件と合わないため、今回は見送ります」
「仕事内容や勤務地の条件が合いません」
など、具体的な理由を説明することが大切です。
②「病気やケガで今は働けません」

病気やケガによって就職活動が難しい状態の場合、失業手当ではなく別の制度が適用されるケースがあります。
そのため、「今は働くことができません」と伝えると、受給資格の判断に影響する場合があります。
ポイント
体調面で不安がある場合は、隠さず相談しましょう。
状況によっては、傷病手当金や受給期間の延長など、別の制度を案内してもらえることがあります。
③「学校に通っています」

職業訓練以外の学校へ通学している場合、「学業が優先で就職活動ができない」と判断されるケースがあります。
特に、昼間の学校へ通っている場合は注意が必要です。
ポイント
学校に通っている場合は、就職活動との両立状況を正確に説明しましょう。
④「家事・育児に専念します」

育児や介護など、家庭の事情があること自体は問題ありません。
ただし、
「しばらく働く予定はありません」
「今は家庭を優先します」
という内容になると、すぐに就職する意思がないと判断される可能性があります。
ポイント
働く意思がある場合は、その意思をしっかり伝えることが重要です。
⑤「フリーランスとして働いています」

業務委託や個人事業主として継続的に収入を得ている場合、失業状態と認められないことがあります。
最近は副業やフリーランス活動を行う人も増えていますが、内容によって取り扱いが変わります。
ポイント
活動内容や収入状況を正直に申告し、ハローワークへ相談しましょう。
⑥「副業を続けています」

副業そのものが即NGというわけではありません。
しかし、副業による収入や労働時間によっては、給付額や受給資格に影響する場合があります。
ポイント
副業をしている場合は、必ず申告しましょう。
隠してしまうと、不正受給と判断されるリスクがあります。
⑦「今は働く気がありません」

これは、最も注意したい言葉です。
失業手当は「再就職を目指している人」のための制度です。
そのため、
- 少し休みたい
- まだ働く気になれない
- しばらく仕事を探したくない
という状態だと、受給が難しくなる可能性があります。
ポイント
体調や精神的な理由で就職活動が難しい場合は、一人で悩まずハローワークへ相談しましょう。
状況に応じた制度を案内してもらえることがあります。
大切なのは「隠さないこと」

ここまでNGワードを紹介しましたが、一番大切なのは事実を隠さないことです。
受給に影響するかもしれないからといって、
- 副業を隠す
- 体調不良を隠す
- 就労状況を偽る
といった行為は、不正受給につながる可能性があります。
後から発覚すると、返還命令や給付停止などの厳しい対応を受けることもあります。
まとめ
ハローワークでの相談では、何を話すかだけでなく「どう伝えるか」も大切です。
NGワード7選
- 紹介された仕事に応募しません
- 病気やケガで今は働けません
- 学校に通っています
- 家事・育児に専念します
- フリーランスとして働いています
- 副業を続けています
- 今は働く気がありません
ただし、これらを隠す必要はありません。
大切なのは、事実を正しく伝えたうえで、現在の状況や働く意思を具体的に説明することです。
不安なことがあれば、一人で判断せずハローワークへ相談してみてください。適切な制度やサポートを案内してもらえるはずです。
※失業手当(基本手当)の受給要件や判断は、個人の状況や管轄のハローワークによって異なる場合があります。実際の手続きの際は、管轄のハローワークで最新の情報をご確認ください。
